久木元歯科クリニック | 日野市百草の子供から大人までのかかりつけ歯科医院

日野市百草の歯科クリニックです。むし歯、歯周病、小児歯科、インプラントなどわかりやすい説明を心がけています。

ヘッダー05
現在日本では30歳以上の人が歯を失う最大の原因はむし歯ではなく、歯周病です。
自分では気づかない軽度のものを含めると、成人の8割以上の方がかかっているといわれています。特に加齢とともに唾液の量が減り、口の中が乾燥し、歯周病菌が増えやすくなります。また、歯周病は痛みが出にくく、ひどくなるまで自覚症状が少ないのが特徴です。不都合が出てきた時には歯を抜くしかない、というケースも存在します。ですから大切な歯を一本でも多く残すために、早期発見、治療、予防が大切なのです。

歯周病の症状

歯周病は痛みが出にくいため、ご自身で気付かないうちに進行してしまうことがあります。
日本臨床歯周病学会では、以下のセルフチェックを推奨しています。
  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
  • ブラッシング時に出血する。
  • 口臭が気になる。
  • 歯肉がむずがゆい、痛い。
  • 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
  • かたい物が噛みにくい。
  • 歯が長くなったような気がする。
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
上記の項目3つあてはまる 油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
上記の項目6つあてはまる 歯周病が進行している可能性があります。
上記の項目全てあてはまる 歯周病の症状がかなり進んでいます。

他にも歯が揺れてきたなどの症状もあります。上記の症状があれば一度歯科医院を受診することをお勧めいたします。

歯周病による悪影響
歯周病を放置すると、なぜいけないのでしょう。歯を失う原因になることはもちろんのこと、近年全身の病気と深く繋がっていることがわかってきました。

歯周病菌は毒素や炎症性物質を作り、血液に乗って全身に作用します。
それにより、
・動脈硬化
・心筋梗塞
・脳梗塞

などの血管障害を引き起こします。
歯周病が糖尿病を悪化させること、糖尿病があることにより歯周病が悪化することがわかっています。
誤嚥性肺炎といわれる、お食事や唾液が誤って肺の方に入ってしまう肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病菌を減らしていくことが重要です。
妊娠時に歯周病を放置すると、早産低体重児出産のリスクが増加します。
このほかにも、骨粗しょう症、関節炎、腎炎、メタボリックシンドロームが歯周病と深いかかわりがあることが分かっており、歯周病をコントロールしていくことが全身の病気の発症を抑制、または重症化を防ぐことと繋がります。

歯周病の分類

歯肉炎

歯肉炎

歯周ポケットの深さが3mm以内。

歯ぐきが炎症を起こし、歯みがきや硬いものを食べた時に出血しやすくなります。
自覚症状はほとんどありません。

歯周炎

歯ぐきの炎症が内側へと広がり、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)を溶かしている状態を言います。

軽度歯周炎

軽度歯周炎
歯周ポケットの深さ3~4mm

歯を支えている歯槽骨が溶け出した状態です。
歯みがき時に出血することがあります。初期の段階では一般的に症状はありません。

中等度歯周炎

中等度歯周炎

歯周ポケットの深さ5~7mm~

歯を支えている歯槽骨が1/3~2/3溶けた状態です。
水がしみるようになったり、歯磨き時に歯茎から出血します。
歯ぐきがときどき腫れたり、治ったりを繰り返します。
歯がぐらつき始め、歯ぐきから膿が出たり口臭がしたりします。

重度歯周炎

重度歯周炎

歯周ポケットの深さ7mm以上

歯を支えている歯槽骨が2/3以上溶けてしまった状態です。
歯がぐらつき、硬いものなどが噛みにくくなります。歯の周囲を指で押すと白い膿が歯の周囲からにじみ出て、口臭が強くなることもあります。歯磨きの際、毎回のように出血するようになったりします。
また、歯が長くなったと感じたり、歯と歯の間のすき間が大きくなったり、物がつまりやすくなります。
重度歯周炎の場合には放置すると歯が自然に抜け落ちることもあります。

歯周病を予防するには、ご自宅で行うセルフケアと歯科医院で行うメンテナンス、クリーニング両方が大切です。

歯周病の治療

歯周病の治療はその原因である歯石を除去することが主な治療になります。歯周ポケットが浅い場合は超音波の器械で、深い部分は手作業のスケーラーで除去を行い、痛みがある場合は麻酔をして歯石を除去します。重度の歯周病の場合は歯ぐきの外科治療を行うこともあります。
歯周病治療は定期健診を繰り返して慣れてくると、スッキリした、美容院に行って身なりを整えるのと同じ感覚、終わると歯がツルツルして気持ちがいい、などの患者様のお声がよく聞かれる治療です。ついて間もない歯石は柔らかく除去も簡単で、患者様の負担も少ない治療で済む場合がほとんどです。
歯周病はいかに歯石が付かないようにするか、ということが最も大事ですので定期健診とご自宅での毎日の口腔ケアがとても重要になります。歯周外科治療など、どんなに良い治療を受けたとしても、日々のセルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスを怠ればすぐに再発してしまいます。一度歯周病の毒素によって失ってしまった歯を支える骨は基本的には戻りませんから、一度歯周病に罹患してしまった場合は長く上手に歯周病と付き合う、そして悪化させないようにする、ということがとても大事です。
お口の中の状態は一人一人違います。歯みがきの仕方も一人一人に合ったやり方があります。久木元歯科クリニックでは検診ごとにお口の状態をチェック、記録し、その方その方に適した歯磨き方法をお伝えしています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ